タッキー&翼「夢物語」、安室奈美恵「ALL FOR YOU」のアレンジで個人的注目度の高い安部潤はthe FIELD OF VIEWのキーボードだった! 結構驚き。ということで今日はこんな話題。
これはつんく第2弾ソロアルバムでのコメントからだが、ここの所アップフロントの制作チームは上記の大野愛果や月光恵亮(今度の美勇伝の楽曲紹介をした人)といったビーイング系人脈に急接近している。
この背景には、ヒップホップブーム・カバーブームも一段落したのち、ガンダムやネギま!といったアニメ主題歌が軒並みチャート上位に食い込んでいる現状がある。
ここ最近ハロプロはダンス歌謡路線はエイベックス、バラードはソニーといった棲み分けを崩せなかったように見え、そのうえで残った空き市場を模索した結果、アニソンのタイアップにパイプを持ち、制作ノウハウも持つビーイングとの提携が浮かんできたというところだろうか。
また、ハロプロのライブ制作班は声優のコンサートも手がけており、この方向性に傾くのはごく自然に見える。
ただ、ハロプロが90年代前半のいわゆる「ビーイング系」をそのままトレースしたところで今のCD購買層に受け入れられるかは興味深いところだ。
これらから次のモーニング娘。のシングルに大野愛果を起用し、久住小春を倉木麻衣やZARDのような作風で売り出す、といったことも予想出来たりはするが、さてこれが当たるかどうかはもうしばらく待つ必要があるだろう。
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