Kouki's idol note

アイドル・芸能・音楽について、備忘録的に。

『ロスト・イン・トランスレーション』を観た。

翻訳の際に失われるもの。
それは外国人にとっての日本に往々に見られる
意思疎通のすれ違いであり、失われた家族関係であり、
先の見えない夫婦生活である。
ボブはシャーロットとの会話で、シャーロットは
京都でそれぞれなにかに気付くことになるわけだが、
ボブはほとんど最後までシャーロットを
子供としてみている気がする。
だから不倫にもならないしあっさり帰るわけだ。
ほとんど最後と書いたのはラストに一回
ディープキスし、その際に何かを囁く。
それをあえて訳し落としているのがタイトルからし
この映画の肝となっているのではないか。

監督は同姓だけあって、女性の撮り方がうまい。
スカーレット・ヨハンソンの別作品もみたくなった。
喧騒の後のタクシーでmy bloody valentine
sometimesが流れてくるのはよかった。
シューゲイザーは夜の東京に合うなあ。
日本の細かい描写は日本人の立場でいうなら
ツッコミ所は山ほどあるだろう。
それらをさておくとすれば、
病院の待合ベンチのシーンなど
おっと思わせるところもあった。
個人的にはギターフリークスの次の、
ポップンミュージックをプレイする人のカットは
ツボに入って爆笑してしまった。
ストーリー的には終始静かに過ぎ行くテンポで
まったりとみられる。
パークハイアットはいい宣伝になっただろう。
あの高層階に一ぺん泊まってみたいと思いました。



−行き詰まってるの 〜中略〜
−君は絶望的じゃない



本記事はほぼ日フォーマットに沿い1行27文字以内で
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