Kouki's idol note

アイドル・芸能・音楽について、備忘録的に。

1mぐらい先にカメラがある

そこから自分と周囲だけを広角レンズで撮っている映像を脳内でイメージする。
そして次の行動が決まる。


あの子はなぜいつもバスガイドみたいな格好をしているんだろう?
フィッティングルームで胸に結んだ大きなスカーフのリボンを外した時に、
ジャケットとその下に着たYシャツだけの姿を想像してみればいいかもしれない。
なで肩の人が入れるパットのようなものだ、と思う男がいるのだろうか。
あるいはそんなことは何もなかったのかもしれない。
コーヒーカップからはあたりのせわしさを縫うように湯気がマイペースに細々と、
しかしゆっくりと立ち上ってゆく。それは落ち葉を燃やす焚き火の煙よりは薄く、
近くのテーブルに置き去りにされ吸殻と化したコーヒー缶からの匂いよりもやわらかかった。