こうきのブログ

アイドルについての雑感など。

補足

現在のグラビアの主流がアダルト的なエロティシズム表現ではなく、淫靡さや淫猥さを排したポップなパッケージングであるのは疑い得ない。その反動はやたら過激なU-15着エロやら無修正エロという極端な方向や二次元エロの盛り上がりにきている印象だ。しかし個人的にはどうにも乗り切れない。二次元は評価不能なのでおくとしても、U-15はいまいち質が伴ってなかったりするし、無修正の露骨なエロは味わいに欠けると思うからだ。つまり、ある領域で保守化を進めすぎたのが、悪影響となって跳ね返ってきているのではないか。どうも根深い問題が露出してきそうな話ではある。
本題に戻ると、こういった極端な方向性に引っ張られたせいかは知らないが、いい年してるのにやたらロリぶったグラドルが出てきたり、バラエティ番組へのステップアップを意識しすぎて、本来向いている路線をないがしろにしたり、アダルト的な作品でもそのクオリティがいまいちなものになっていたりする。何がいいたいかというと、「グラビアモデル(アイドルとは言わない)」というものの、芸能界・エンタメ市場全体における立ち位置が、あまりにも多彩な需要やら当事者の欲望によって引き裂かれ、ずれすぎてしまい、修正の効かないところにきてしまった、ということだ。それが現在退潮気味、媒体によっては瀕死といわれるような状況なのではないか。